Azure OpenAI Service – ChatGPTとの違いを5分で理解

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みなさん、こんにちは!業務ハックLabのようです。

最近、「ChatGPT使いたいけど、会社で禁止されてて…」という相談をよく受けるんですよね。 (セキュリティ部門からストップかかってる会社、多いですよね)

そんな方に朗報です!

今回は、企業でも安心して使える「Azure OpenAI Service」について、ChatGPTとの違いを5分でスッキリ整理していきたいと思います!

Azure OpenAI Serviceって何?

皆さん、Azure OpenAI Serviceってご存知ですか?

ざっくり言うと、「Microsoft Azure上でChatGPTと同じモデルが使えるサービス」です!

私も最初は「ChatGPTと何が違うの?」って思ってました。

まずは公式ドキュメントを確認してみましょう。

Azure OpenAI gives customers advanced language AI with OpenAI GPT-4, GPT-3, Codex, GPT-image-1 (preview), DALL-E, speech to text, and text to speech models with the security and enterprise promise of Azure. Azure OpenAI co-develops the APIs with OpenAI, ensuring compatibility and a smooth transition from one to the other.

With Azure OpenAI, customers get the security capabilities of Microsoft Azure while running the same models as OpenAI. Azure OpenAI offers private networking, regional availability, and responsible AI content filtering.

出典: What is Azure OpenAI in Azure AI Foundry Models? – Microsoft Learn

要するに、OpenAIのモデル(GPT-4oなど)をAzureのセキュリティ機能と一緒に使えるってことですね!

ChatGPTとの違いを比較してみる

では、実際にどう違うのか見ていきましょう!

はい、まずは条件を整理しますね。

私が「これ、企業で使うなら重要だな」と思ったポイントを表にまとめてみました。

項目Azure OpenAI ServiceChatGPT
データ学習への利用❌ 絶対に使われない⚠️ 設定でオフ可能(デフォルトは学習される可能性)
セキュリティ✅ プライベートネットワーク対応
✅ Content Filtering機能
✅ Managed Identity認証
✅ VNet統合
⚠️ パブリックインターネット経由のみ
SLA保証✅ 99.9%稼働保証
✅ 99% レイテンシー保証(PTU利用時)
❌ SLA情報なし
データ保存場所✅ リージョン/Data Zone選択可能❌ 選択不可
料金体系📊 従量課金(使った分だけ)💰 月額$20固定(Plus)+ API従量
利用開始Azureサブスクリプション必要アカウント登録のみ
利用可能モデルGPT-4o, GPT-4o-mini, GPT-4などGPT-4o, GPT-4o-miniなど

この表を見ると、企業利用に必要な機能がAzure OpenAIにはしっかり揃ってるってことがわかりますね!

企業が選ぶ理由:セキュリティ機能が圧倒的

はい、ここが一番重要なポイントです!

Azure OpenAI Serviceには、企業で安心して使うための機能がちゃんと用意されてます。

① データが絶対に学習に使われない

これ、めちゃくちゃ大事ですよね。

ChatGPTだと、入力したデータが学習に使われる可能性があります。 (設定でオフにできますが、デフォルトではオン)

でもAzure OpenAIなら、最初から絶対に学習には使われません

公式ドキュメントにもこう書いてあります:

Your prompts (inputs) and completions (outputs), your embeddings, and your training data:

  1. aren’t available to other customers
  2. aren’t available to OpenAI
  3. aren’t used to improve OpenAI models
  4. aren’t used to improve any Microsoft or Third party products or services
  5. aren’t used for automatically improving Azure OpenAI models for your use in your resource

出典: Data, privacy, and security for Azure OpenAI Service – Microsoft Learn

要するに、あなたのデータは誰にも見られないし、どこにも使われないってことです!

社内の機密情報を入力しても安心ですね。 (これが企業で使える最大の理由です)

② プライベートネットワーク対応

Azure VNet(Virtual Network)経由でアクセスできるので、インターネットに出さずに使うことができます。

つまり、社内ネットワークから直接Azure OpenAIにアクセス可能。 (これ、情シス部門が喜ぶやつですw)

ChatGPTは必ずインターネット経由なので、この点で大きな差がありますね。

③ Content Filtering機能

有害なコンテンツを自動でフィルタリングしてくれます。

Microsoftの「責任あるAI」の一環として、入力と出力の両方をチェックしてくれるんですね。

Azure OpenAI includes a content filtering system that works alongside core models, including image generation models. This system works by running both the prompt and completion through a set of classification models designed to detect and prevent the output of harmful content.

出典: Content filtering overview – Microsoft Learn

これで、変な入力や不適切な出力をブロックできます! (社員が誤って変なことを入力しても安心)

④ データ保存場所を選べる

2024年11月から、Data Zonesという機能が追加されました。

これによって、データ処理をEU内US内に限定することができます。

GDPRなどの厳しいデータ規制がある企業でも使いやすくなりましたね! (日本リージョンも選択できます)

⑤ SLA(Service Level Agreement)保証

99.9%の稼働保証があります。

さらに、Provisioned-Managed Deployments(PTU: Provisioned Throughput Units)を利用する場合は、99% レイテンシーSLAも提供されます。これにより、専用リソースでの予測可能な応答速度が保証されます。

We’re introducing a 99% latency service level agreement (SLA) for token generation. This latency SLA ensures that tokens are generated at faster and more consistent speeds, especially at high volumes.

出典: Accelerate scale with Azure OpenAI Service Provisioned offering – Microsoft Azure Blog

つまり:

  • サービスが止まりにくい(99.9%稼働)
  • 応答速度も保証される(99% レイテンシー)

ChatGPTには公開されているSLA情報がないので、これはAzure OpenAIの大きなメリットですね! (業務で使うなら、安定稼働は超重要です)

料金について

Azure OpenAI Serviceは従量課金制です。 使った分だけ払う仕組みですね。

「トークン」という単位で課金されますが、使い方によって料金が大きく変わるので、公式の料金計算ツールで事前に見積もることをおすすめします

Azure料金計算ツール

このツールを使えば、自分の使い方に合わせた料金をシミュレーションできますよ。 (予想外の請求が来ないように、ちゃんと確認しておきましょう)

無料で試せます

Azureを初めて使う方は、こんな特典があります:

  • 30日間または$200の無料クレジット

試しに使ってみるには十分ですね! (これで色々実験できます)

どっちを使えばいいの?

はい、では結局どっちを使えばいいのか整理しますね。

ChatGPTを使うべき人

  • ✅ 個人利用
  • ✅ 月額固定で使い放題がいい
  • ✅ すぐに使い始めたい
  • ✅ Azureの知識がない
  • ✅ 機密情報は扱わない

Azure OpenAIを使うべき人

  • 企業での利用
  • セキュリティ・データプライバシー重視
  • ✅ 既にAzureを使っている
  • 社内ネットワークから使いたい
  • SLA保証が必要
  • ✅ データ保存場所を管理したい

こんな感じですね!

個人で気軽に使いたいならChatGPT、企業で安全に使いたいならAzure OpenAIって覚えておくといいと思います!

特に、「会社でChatGPTが使えない」という方は、Azure OpenAIなら使える可能性が高いです。 (セキュリティ要件を満たせるので、情シス部門の承認が得やすいんですよね)

次回予告

はい、いかがでしたでしょうか?

今回は、Azure OpenAI ServiceとChatGPTの違いを整理しました。

実現できたこと:

  • Azure OpenAI Serviceの基本概念を理解
  • ChatGPTとの違いを明確化
  • セキュリティ機能が企業向けに設計されていることを理解
  • データプライバシー保護の仕組みを把握

残課題:

  • 実際の使い方がまだわからない (次回で解説します)

次回は、実際にAzure OpenAIを触ってみる編をお送りします!

プログラミング不要で、GUIだけで試せる「Azure AI Foundry Playground」の使い方を紹介しますね。

とても便利なのでぜひ使ってみてください!

それでは皆さん、良い業務ハックライフを~

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