【週次まとめ4月16日〜23日】Copilot Studio・Microsoft Copilot アップデート

Copilot Studio
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みなさん、こんにちは!業務ハックLabの「よう」です。
春らしい陽気が続いていますが、Microsoft界隈はリリースウェーブの足音とともに、ますます熱気を帯びてきましたね!
ということで今週のCopilot StudioMicrosoft Copilotアップデートをまとめてみました。

今週のアップデートを一言で表すなら「AIが試す段階から、業務に組み込む段階へ」です。Copilot StudioではWave 1のロードマップが具体的なスケジュール付きで整備され、エージェントをより作りやすく・運用しやすくする機能群が揃ってきました。Microsoft Copilot側では、Word・Excel・PowerPointのアプリ内エージェント機能がGAに達し、5月1日にはE7・Agent 365も正式スタート。Copilot for Sales の Wave 1計画も内容が充実しており、夏に向けて「実務導入フェーズ」が本格化してきた週でした。


Copilot Studio

⚡ 注目: [新規] Microsoft Copilot Studio 2026 Release Wave 1 の概要公開

2026年4月〜9月をカバーするメジャーリリース「2026 release wave 1」の概要ページが更新されました。今回のテーマを一言で言えば「エージェントをもっと作りやすく、もっと運用しやすく」ですね。

具体的なハイライトとしては、Microsoft 365 CopilotのAgent Builderで作成したエージェントをCopilot Studioでさらに拡張できるサポートの強化、新しいナレッジタイプの追加、高度なツール統合、そしてエージェントの品質を定量的に計測・検証できる評価(Evaluations)機能のサポートが挙げられています。(「このエージェント、ちゃんと動いてる?」を数値で示せるのはガバナンス上もありがたいですね!)

💡 活用アイデア: 社内FAQや申請受付など、すでに運用中のエージェントがある組織にとっては、まずEvaluations機能でパフォーマンスを可視化するところから始めると導入効果を説明しやすくなります。Power Automateと組み合わせているエージェントであれば、評価結果をフローで記録・通知する仕組みも組めそうですね。

参考:2026 リリースウェーブ 1 でMicrosoft Copilot Studioを計画して準備する


[更新] 計画された機能リストの更新

2026 release wave 1 の planned-features ページが更新され、各機能のリリーススケジュールが明確化されました。注目は「Copilot Studioが、作成者のM365 Copilot利用履歴をもとにエージェントを自動提案する機能」で、GAは2026年6月の予定です。Copilot Studioが自分の業務パターンを分析して「こんなエージェント、作ってみませんか?」と最大3件提案してくれるイメージです。(これ、エージェント作成のハードルを一気に下げてくれる可能性があります。)

💡 活用アイデア: 特にエージェント活用をこれから始めたいM365ユーザーへの展開の起爆剤になりそうです。IT部門からの横展開よりも、現場担当者が自発的に試せるきっかけになるかもしれません。

参考: Microsoft Copilot Studioの新機能と計画
参考: Copilot Studioでの作業に基づいて Microsoft 365 Copilot agentの提案を取得する


Microsoft Copilot(Microsoft 365)

⚡ 注目: [新規] Microsoft 365 E7: The Frontier Suite と Agent 365 が5月1日より一般提供開始

3月9日に発表されたMicrosoftの新最上位エンタープライズライセンス「Microsoft 365 E7: The Frontier Suite」と、AIエージェント統治プラットフォーム「Agent 365」が、いよいよ2026年5月1日より一般提供(GA)されます。

E7はMicrosoft 365 E5・Microsoft 365 Copilot・Agent 365・Entra Suiteを1つにまとめたバンドルで、価格は$99/ユーザー/月。個別購入と比べて最大15%ほどお得になる設計です。(7月1日にはE5など他SKUの値上げも予定されているので、タイミング的にも注目度が高いですね。)

Agent 365(単体$15/ユーザー/月でも購入可)は、AIエージェントを「展開・実行する」ためのツールではなく、組織内で稼働するすべてのエージェントを一元的に観察・管理・セキュリティ保護するコントロールプレーンです。ここは誤解されやすいポイントなので要注意!(エージェントの構築・実行には別途Copilot StudioやMicrosoft Foundryが必要です。)

💡 活用アイデア: E5+Copilotをすでに導入している組織なら、5月1日以降にAgent 365単体を追加してエージェント管理基盤を先に整える、という段階的アプローチが現実的です。Power AutomateやCopilot Studioで社内エージェントを増やしていくなら、可視化・ガバナンスの仕組みを早めに準備しておくと後から楽になりますよ。

参考: Introducing the First Frontier Suite built on Intelligence + Trust


⚡ 注目: [新規] Word・Excel・PowerPointのエージェント機能が一般提供(GA)に

4月22日、Microsoft 365 Copilotのagentic capabilities in Word, Excel, and PowerPoint(旧称: Agent Mode)が正式に一般提供(GA)となりました!

これまでは「Copilotに提案してもらって、自分で操作する」という流れでしたが、今回のGA以降はCopilotがアプリ内で直接マルチステップの編集・操作を実行できるようになっています。Wordでは文書の構成変更や加筆、Excelではデータ分析・数式作成・グラフ生成、PowerPointではスライドの再構成やテンプレート適用などを、自然言語での指示1つで完結させてくれるイメージです。(「これ、まさに”アシスタントが代わりにやってくれる”レベルになってきたな」という感触があります。)

なお、Copilotチャットから新規ドキュメント・スプレッドシート・プレゼンを作成できる「Word / Excel / PowerPoint Agents(チャット経由のファイル作成エージェント)」もGAへのロールアウトが進んでいます。GA対象はMicrosoft 365 Copilotライセンス保有者で、Windows・Mac・Web版から順次利用可能です。
でも皆さん、Copilotから出力されたスライドなどはあくまで「アシスタント」が作ってくれたものですからね。
今までどおり必ず「チェック」をして自分なりに修正を加えてくださいね。(AIで生成したものをポン出しするのはNGですよ~)

💡 活用アイデア: 議事録から報告書の初稿を自動作成したり、データが入ったExcelシートをそのまま分析・グラフ化したりといった、繰り返し発生する定型加工業務に最適です。Power AutomateでSharePointへのファイル保存トリガーと組み合わせると、「ファイル受信→Copilotで整形→承認フロー起動」という一連の流れを自動化できますよ。

参考: Copilot’s agentic capabilities in Word, Excel, and PowerPoint are generally available


⚡ 注目: [新規] Microsoft 365 Copilot for Sales 2026 リリースウェーブ1 計画公開

3月18日にMicrosoft LearnでCopilot for Salesの2026 Wave 1リリースプラン(対象期間: 2026年4月〜9月)が公開されました。今週のM365 Community Conferenceでも関連セッションが取り上げられ、改めて注目を集めています。

今回のWave 1の軸は「Sales agentを営業担当者の日常的なコマンドセンターにする」こと。具体的には以下のような強化が計画されています。

  • Sales agentのチャット体験向上: CRMデータ・メール・会議内容をもとにした営業インサイトへのアクセスがより自然に
  • デスクトップ・モバイル両対応の拡充: 外出先でもSales Homeから優先インサイトや商談コンテキストをすぐ確認
  • OutlookおよびTeamsとの連携深化: メールや会議の流れの中でCRMレコードへの自動リンク・更新を支援
  • ガバナンスと拡張性の強化: カスタムスタータープロンプトの設定や組織独自のワークフローへの対応

💡 活用アイデア: 営業担当者が「商談後にCRMを手動更新する」という手間を大幅に削減できるのが魅力です。TeamsやOutlookの中で完結するので、CRM操作に不慣れなメンバーでも自然と使えるようになりますよ。Dynamics 365 SalesはもちろんSalesforceとも連携対応しているので、既存のCRM環境に関わらず導入検討できます。

参考: 2026 リリースウェーブ 1 でMicrosoft 365 Copilot for Salesを計画して準備する


所感

今週のアップデートを全体で眺めると、「エージェントの量産期」に向けた地盤固めが着々と進んでいると感じます。

Copilot Studioの整備という観点では、Evaluations機能エージェント自動提案の2点が特に刺さりました。前者はエージェントを「作って終わり」にせず継続改善サイクルに持ち込める仕組みで、Power BIでの可視化・レポート化とセットで活用するユースケースが増えそうです。後者は「何から作ればいいかわからない」という現場担当者の心理的ハードルを下げる、強力なオンボーディング手段になるはずです。

M365側では、Word・Excel・PowerPointのGAが明日から実務で使えるレベルの変化です。毎週繰り返している定型のファイル加工作業を1つ選んで、まず試してみることをおすすめします。

E7・Agent 365については、すぐに移行を検討する必要は無いとは個人的には思います。
ただしCopilot StudioやPower Automateでエージェントを動かし始めているなら、Agent 365によるガバナンス設計を今から考えておく価値はあると感じます。「あとから整理しようと思ったら手遅れ」になりがちなのがガバナンスの落とし穴ですからね。(これ、Power Platformのガバナンス問題と全く同じ構図なんですよね。)

今後数ヶ月はWave 1の各機能が順次GAされていく時期ですので、planned-featuresページをブックマークして定期チェックをおすすめします!

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