【週次まとめ】Gemini アップデート(2026年6月4日〜6月10日)

Gemini
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みなさん、こんにちは!業務ハックLabの「よう」です。

梅雨入りが近づいてじめじめしてきましたね。こんな時期こそ、サクッとアップデートをチェックして気持ちよく仕事を片付けていきましょう!

📅 2026年6月11日時点の情報です。
本記事はアップデート情報をAIを活用して収集・整理しています。

📌 今週の要点(TL;DR)

  • Gemini: Interactions API の旧スキーマ(outputs 配列)が2026年6月8日に完全廃止。既存コードは steps 配列への移行が必須で、対応が済んでいない場合は本番障害に直結します。
  • Gemini: Gemini 3.5 Flash(GA)向けに Interactions API の動作変更ガイドが公開。thinking_level のデフォルトが highmedium に変更、Thought Preservation がデフォルト有効化されトークン使用量に影響があります。

⚡ 注目: Interactions API 旧スキーマ(outputs)の完全廃止とステップベースへの移行(更新)

Gemini Interactions API のリクエスト・レスポンスで従来使用されていた outputs 配列が2026年6月8日に完全廃止されました。旧スキーマを使用している場合、API 呼び出しは機能しなくなるため、早急な対応が必要です。

  • リリース状態: GA(破壊的変更として適用済み)
  • 廃止適用日: 2026-06-08
  • 前回変更: 2026-05-26 に新スキーマ(steps)がデフォルト化
  • 主な変更内容: outputs 配列 → steps 配列への完全移行 / response_mime_type → 多態的 response_format に変更 / 新ストリーミングイベント(interaction.created / step.start / interaction.completed)追加
  • 対象: Gemini Interactions API v1beta を利用中の開発者全員
  • 参考: https://ai.google.dev/gemini-api/docs/interactions-breaking-changes-may-2026

5月26日から新スキーマがデフォルトになっていましたが、6月8日で旧スキーマは完全に削除されました。Api-Revision ヘッダーによるオプトアウトもこの時点で無効化され、以降は完全に新スキーマへ移行する必要があります。(「そのうち対応しよう」と先送りにしていたチームは、このタイミングで本番障害が発生していてもおかしくない状態です)

新スキーマの steps 配列では、各インタラクションの処理過程が型付きの Step オブジェクト(model_output / function_call / thought など)として構造化されます。単純な文字列配列ではなくなるので、レスポンスのパース処理は書き直しが必要です。SDK を google-genai v2.0.0 以上に更新すれば新スキーマが自動適用されます。旧 SDK(google-generativeai Python 版 / @google/generative-ai JS 版)は既に非推奨です。

💡 活用アイデア: 社内に Gemini Interactions API を使ったエージェントやチャットボットが稼働している場合、今すぐ動作確認を行いましょう。エラーログに 400422 が増えていれば移行対応の優先度を上げるサインです。


⚡ 注目: Gemini 3.5 Flash 向け Interactions API 動作変更ガイド公開(更新)

Gemini 3.5 Flash(GA)への移行に伴い、Interactions API における動作変更と推奨設定のガイドが公式ドキュメントとして公開されました。thinking_level のデフォルトが high から medium に変更されており、従来の gemini-3-flash-preview からそのまま移行すると推論品質が意図せず低下する可能性があります。

  • リリース状態: GA(Gemini 3.5 Flash は2026年5月19日 Google I/O にて GA)
  • ガイド公開日: 2026-06-04 頃
  • 主な変更点:
    • thinking_level デフォルト: high(Gemini 3 Flash Preview 時代)→ medium(コスト・速度・品質のバランス重視)
    • thinking_budget は後方互換として残存するが thinking_level への移行を強く推奨(同一リクエストでの併用は 400 エラー)
    • temperature / top_p / top_k はデフォルト値からの変更が非推奨
    • Thought Preservation(思考保持)がデフォルト有効化 → 複数ターンの推論コンテキストが自動引継ぎ(トークン使用量増加に注意)
  • 対象: Gemini API 開発者(Interactions API / GenerateContent API 両方に影響)
  • 参考: https://ai.google.dev/gemini-api/docs/interactions/whats-new-gemini-3.5

thinking_budget が完全廃止になったわけではない点は要注意です。「非推奨」と言われると「まだ使える」と受け取りがちですが、thinking_levelthinking_budget を同じリクエストに入れると即 400 エラーになります。(移行チェックリストを上から順番に対応したとき、両方書いてしまって詰まるパターンが目に浮かびます)

Thought Preservation のデフォルト有効化はチャットエージェントや複数ターン型のアプリに直接影響します。長い会話になるほどトークン数が膨らむので、コスト試算をやり直しておくと安心です。thinking_level: "minimal""low" で抑えるオプションも活用しましょう。

💡 活用アイデア: API コストの予算管理をしているチームは、Thought Preservation によるトークン増加の影響をまず試算してみてください。thinking_level: "medium"(デフォルト)で問題ない品質が出ているなら、"high" に上げるのは品質要件が高いユースケースに絞るのが経済的です。


今週の所感

今週は Gemini Interactions API の「破壊的変更」が実際に適用された週でした。2項目ともに開発者が直接対応を迫られる内容で、「アップデートを眺めるだけ」では済まないタイプの週です。

個人的に刺さっているのは、Gemini 3.5 Flash の thinking_level デフォルト変更と Thought Preservation のデフォルト有効化の組み合わせです。「モデル名だけ変えれば動く」と思って移行した結果、推論品質が下がったりトークンコストが予想外に増えたりするケースが出てきます。API の移行は「動けばOK」ではなく、コスト・品質・挙動の3点をセットで確認する習慣をつけたいところです。(これ、自分への戒めでもあります)

それでは皆さん、良い業務ハックライフを~

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