【週次まとめ】Microsoft 365 Copilot アップデート(2026年6月4日〜6月10日)

Microsoft Copilot
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みなさん、こんにちは!業務ハックLabの「よう」です。梅雨入りの季節になりましたね。雨の日が続くとどうしても気持ちが落ちがちですが、そんなときこそ Copilot のアップデートで気分を上げていきましょう!

📅 2026年6月11日時点の情報です。
本記事はアップデート情報をAIを活用して収集・整理しています。


📌 今週の要点(TL;DR)

  • Microsoft 365 Copilot(Notebooks): Copilot Notebooks が Basicライセンスユーザーにも拡張。M365 Copilotアドオン不要でファイル横断のAI分析やマインドマップ生成が利用可能に。
  • Microsoft 365 Copilot(Work IQ API): Work IQ API が6月16日にGA。Copilot Credits共通課金モデルを採用し、個別サブスクリプション不要で利用可能に。
  • Microsoft 365 Copilot(Word 複雑な編集): Word でCopilotが追跡変更・コメント・目次・ヘッダー/フッターなどWord ネイティブ機能を活用した複雑な文書編集をサポート。法務・財務職など高精度な文書管理が必要なユーザー向けに強化。
  • Microsoft 365 Copilot(Word デフォルト編集): Word の Copilot チャット体験がデフォルトでドキュメント直接編集モードに変更。手動切り替え操作が不要になり、すべての変更は追跡変更として管理可能。
  • Microsoft 365 Copilot(モデル駆動型アプリ): Power Apps モデル駆動型アプリ内から直接 Microsoft 365 Copilot にアクセス可能に。ツール切り替えなしでレコード要約やワークフロー確認が可能。Dynamics 365 Enterprise/Premium ライセンスが必要。

⚡ 注目:Copilot Notebooks の Basic ユーザー向け拡張(新規)

Copilot Notebooks が Microsoft 365 Copilotアドオンライセンスを持たない Copilot Chat(Basic)ユーザーにも開放されました。これにより混在ライセンス環境のチームでも同一ノートブックで共同作業が可能になります。

  • リリース状態: GA(世界展開・ロールアウト中)
  • リリース日: 2026年6月中旬(世界展開開始)。展開タイミングは2026年6月中旬〜7月下旬
  • データ保存: ノートブックデータはユーザー所有のSharePoint組み込みコンテナに保存され、SharePointストレージにカウントされる
  • OneNote 対応: Copilot Chat(Basic)ユーザーは Web版 OneNote のみ利用可能(制限あり)。フル機能での利用は不可
  • 参考: What’s New in Notebooks | June 2026

「M365 Copilotライセンス持ってない人も使えるようになった」というのは、組織への展開を推し進める上でかなり大きな変化だと思います!これまで「ライセンスがないメンバーがいるから Notebooks の活用が進まない」という声をよく聞いていたので、混在ライセンス環境でも同一ノートブックで共同作業できるのは実務的に嬉しいですよね。

ただし、Basicユーザーは M365 Copilot ライセンスユーザーと比べて、ノートブックあたりのソース数や利用可能なソース種類、AI機能(プレミアム機能)に制限があります。ここはしっかり読んでおかないと、展開後に「使い方が違う」というトラブルになりそうです。
また OneNote での利用については、完全に非対応ではなく、現時点では Copilot Chat(Basic)ユーザーは Web版 OneNote での利用に限定されます。OneNote デスクトップ等での活用を想定していた方は要注意です。

なお、ノートブックのデータはユーザー所有の SharePoint 組み込みコンテナに保存され、SharePoint ストレージ容量にカウントされます。管理者の方はストレージ計画の観点も押さえておくとよいでしょう。

💡 活用アイデア: 部署全員でプロジェクトノートブックを作成し、ライセンス有無に関係なくソースを持ち寄って Copilot に横断分析させる使い方が現実的になりました。M365 Copilotライセンスを持つメンバーがプレミアム機能を担当し、Basicメンバーが情報収集を担う役割分担もできそうです。


⚡ 注目:Work IQ API の Copilot Credits 課金モデル(新規)

Work IQ API が2026年6月16日に一般提供(GA)を開始し、Copilot Credits を使った従量課金モデルで提供されます。個別の Work IQ API サブスクリプション、専用 SKU、ユーザーごとのライセンスは不要で、Microsoft Copilot Studio、Foundry、その他の Microsoft AI services と共通の Copilot Credits の枠組みで利用可能になります。

  • リリース状態: GA
  • リリース日: 2026年6月16日
  • 利用条件: Work IQ API を利用する組織では、管理者が GA 前に Microsoft 管理センターで従量課金を有効化し、適切な支払い方法を設定したうえで、必要に応じてアクセス ポリシー、制限、アラートを構成する必要があります。
  • 価格: Pay-as-you-go(Copilot Credits ベースの従量課金
  • M365 Copilotライセンス済みユーザーによるプレビルトエージェント利用はCopilot Credits消費なし
  • 参考: Work IQ API と消費型価格の更新

開発者・IT管理者の方にとっては見逃せない情報です!Work IQ API を使えば、Microsoft 365 のデータ、コンテキスト、ツールに基づいたカスタム エージェントやアプリを安全かつ大規模に構築できます。さらに、その課金が Copilot Credits に統一されることで、Copilot Studio、Foundry、Work IQ API を同じ課金の枠組みで管理しやすくなる点は大きなポイントです。(これ、経費精算がかなりシンプルになりますよね)

Work IQ を使用するカスタム エージェントやサードパーティ アプリは、GA 開始前(2026年6月16日まで)に確認が必要とのアナウンスがあります。現在プレビュー利用中の開発者の方は、早めに確認しておきましょう。

💡 活用アイデア: 業務システムと Microsoft 365 データを橋渡しするカスタム エージェントやアプリを Work IQ API で構築し、Copilot Studio や Foundry と共通の Copilot Credits ベースで運用する設計がしやすくなりました。たとえば、Power Automate と組み合わせることで、社内データを参照しながら日報や週次サマリーを生成するフローのような活用も考えられます。


Microsoft 365 Copilot in Word:複雑な編集のサポート改善(新規)

Copilot in Word が追跡変更・コメントスレッド・目次・ヘッダー/フッターなど Word ネイティブ機能を活用した複雑な文書編集をサポートするようになりました。既存のフォーマットや共同作業の履歴を保持しながら Copilot が編集を行います。

  • リリース状態: GA(Worldwide、展開中)
  • リリース日: 2026年6月初旬開始・7月初旬完了予定(Worldwide)、Public Preview: 2026年5月中旬開始・6月下旬完了予定
  • 対象プラン: Microsoft 365 Copilot ライセンス
  • 対応プラットフォーム: Web・Mac(ロールアウト中)
  • 参考: Copilot in Word: New Capabilities for Document Workflows

この機能のポイントは「Wordが本来持っている機能──追跡変更、コメント、目次、ヘッダー/フッターといった要素──をCopilotがちゃんと理解して扱えるようになった」という点です。これまでのCopilotは、こうした高度なWord機能が絡む編集を苦手としていました。法務文書や財務レポート、コンプライアンス文書など、追跡変更が必須な現場では特に恩恵が大きい強化です。

4月にFrontierプログラム向けプレビューとして先行公開されていたものが、いよいよ6月にGA展開中というフェーズです。

💡 活用アイデア: 複数人が赤入れした法務契約書や財務報告書をCopilotに渡して「追跡変更を保持したまま第3章を簡潔に書き直して」と依頼するシナリオが現実的になりました。共同作業の痕跡を消さずにAI編集できるのは、コンプライアンス観点からも大きな前進です。


Word での Copilot によるデフォルト編集の有効化(新規)

Word の Copilot チャット体験のデフォルトが、Copilot によるドキュメント直接編集モードに変更されました。ユーザーが手動で編集モードに切り替えなくても、Copilot がドキュメントを直接編集できるようになります。

ひとつ上の「複雑な編集サポート」と混同しやすいのですが、こちらは 「デフォルト動作の変更」 です。これまでは Copilot に編集を依頼しても、デフォルトでは候補が表示されるだけで、ユーザーが「編集モード」に手動で切り替える必要がありました。それが今後は最初からドキュメントに直接反映されるようになります。

また、Copilot が行った変更は レビュー可能で、元に戻すことができます。 さらに、変更内容は 追跡された変更として確認できる ため、編集結果をあとから見直しやすい仕様です。

現時点では Web 版のみ の対応で、Windows デスクトップ版への展開はこの項目には含まれていません。なお、この既定動作が合わない場合はオフにすることもできるため、従来の操作感に近い使い方を維持することも可能です。

💡 活用アイデア: 文書の修正依頼をCopilotに投げたらそのまま文書に反映される、というシームレスなワークフローが実現します。Webブラウザでの共同編集中に使うと特に効果的で、都度「反映ボタン」を押す手間が省けます。


モデル駆動型アプリへの Copilot 埋め込み(新規)

モデル駆動型アプリ内で Microsoft 365 Copilot を直接利用できるようになり、アプリを切り替えることなく、レコードの要約、ワークフローの確認、タスク支援、コンテキストに基づくインサイト取得が可能になります。 この機能は Microsoft 365 Copilot のリリースノートで 2026年6月2日 に掲載されており、Web 向けに提供されます。なお、Learn のドキュメントでも Power Apps モバイル アプリでは利用不可 と明記されています。

Dynamics 365 や Power Apps のモデル駆動型アプリを業務の中心に使っている組織にとっては嬉しいアップデートです。これまでは顧客レコードを確認しながら Copilot に質問したいとき、別タブや別画面で Copilot を開く必要がありましたが、これからはアプリ内でそのまま質問し、回答を得られるようになります。リリースノートでも、レコードやワークフローの要約、アプリ内タスクの支援、不足しているコンテキストの補完といった使い方が案内されています。

ライセンス要件は少し注意が必要です。Dynamics 365 アプリでこの機能を利用する場合は、Dynamics 365 Enterprise または Premium ライセンスが必要です。
一方で、Power Apps のアプリで Microsoft 365 Copilot 機能を使う場合は、Power Apps Premium ライセンスと Microsoft 365 Copilot ライセンスの両方が必要です。
さらに、Dataverse のグラウンディングを超えて Work IQ のフル機能(Dataverse 外データへのグラウンディングなど)を利用する場合は、Dynamics 365 利用シナリオでも Microsoft 365 Copilot ライセンスが別途必要です。つまり、利用シナリオによって前提ライセンスが変わるため、導入前に自社が Dynamics 365 利用なのか / Power Apps 利用なのか / Work IQ のフル機能まで必要なのか を切り分けて確認したほうがよいです。

なお、同じタイミングで案内されている Work IQ API は、6月16日に GA となる別機能です。こちらは Microsoft 365 データやコンテキスト、ツールを使ってエージェントやアプリを構築するための API / 課金モデルの話であり、モデル駆動型アプリ内に Copilot を組み込む今回の機能とは別物として整理したほうが分かりやすいです。機能上の関連はありますが、更新項目としては分けて扱うのが適切です。

💡 活用アイデア: Dynamics 365 の営業案件レコードを開きながら「この顧客との過去のやり取りをまとめて」と Copilot に聞いたり、現在のワークフローの状況を要約させたり、といった使い方がアプリ内で直接できるようになります。フィールドサービス担当者が作業指示書や関連レコードを見ながら、必要な背景情報を素早く確認する場面でも有効そうです。


今週の所感

今週最も実務インパクトが大きいのは Copilot Notebooks の Basic ユーザー開放と、Work IQ API の GA 告知だと感じています。Notebooks についてはライセンス格差の壁が一つ取り除かれた形で、全員参加型の AI活用が一歩近づきました。ただし展開は6月中旬から7月下旬にかけて段階的に行われるので、自社テナントへの到達タイミングは管理センターで確認しておくとよいでしょう。Work IQ API は開発者・IT管理者目線では課金の見通しが立てやすくなる重要な変化です。

Word 関連の2つのアップデート(複雑な編集サポートとデフォルト編集有効化)は混同しやすいですが、前者は「何ができるか(機能の拡充)」、後者は「どう動くか(デフォルト動作の変更)」という軸で整理すると理解しやすいです。特に後者は自動で文書が変更されることになるので、チームへの事前周知が大事だと思います。(知らないまま使うと「あれ、文章が変わってる?」という混乱が起きそう…)

それでは皆さん、良い業務ハックライフを~

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