みなさん、こんにちは!業務ハックLabの「よう」です。 5月も中盤に差し掛かり、GW明けのばたばたがようやく落ち着いてきた頃でしょうか。今回も注目のアップデートが色々ありましたね!モデルの刷新からエージェント開発まで、実務に直結する内容が揃っています。
(今週のアップデートじゃないやつもあるのですがご容赦ください!)
📅 2026年5月13日時点の情報です。
📌 今週の要点(TL;DR)
- Microsoft 365 Copilot: GPT-5.5 Thinking と ChatGPT Images 2.0 が導入。複雑な推論と高品質な画像生成(現在は PowerPoint 向けにロールアウト中)がワークフロー内で利用可能に(2026年5月1日頃ロールアウト開始)。
- Microsoft 365 Copilot: GPT-5.5 Instant(Copilot Chat での表示名: GPT-5.5 Quick response)が2026年5月7日より利用可能に。日常業務の回答精度と簡潔さが向上し、画像分析・STEM領域でのパフォーマンスも改善。
- Microsoft 365 Copilot: Copilot Cowork が iOS/Android 対応とスキル機能を追加(2026年5月5日)。Frontier プログラム内でのマルチステップ自動化がモバイルでも可能に。
- Agent Builder(Microsoft 365 Copilot): 職場シナリオ向け宣言型エージェントテンプレート7種類が2026年5月11日より追加。Executive Briefing Agent・SME Finder など、ゼロからの構築コストを大幅削減。
Microsoft 365 Copilot
⚡ 注目: GPT-5.5 Thinking と ChatGPT Images 2.0 の導入(新規)
Microsoft 365 Copilot に GPT-5.5 Thinking と ChatGPT Images 2.0 が導入された。GPT-5.5 Thinking は複雑な推論・多段階タスク向けの高精度モデルで、ChatGPT Images 2.0 は現在 PowerPoint の Copilot にロールアウト中(Copilot Chat は近日対応予定)。
- リリース状態: GA(段階ロールアウト)
- リリース日: 2026年5月1日頃(段階ロールアウト開始)
- 対象プラン: Microsoft 365 Copilot ライセンス保有者
- 主な仕様: GPT-5.5 Thinking は Copilot Chat・Word・Excel・PowerPoint 全体に展開中。ChatGPT Images 2.0 は現在 PowerPoint の Copilot にロールアウト中、Copilot Chat は近日対応予定
- 参考: GPT-5.5 Thinking and ChatGPT Images 2.0 in Microsoft 365 Copilot
GPT-5.5 Thinking が Word・Excel・PowerPoint・Copilot Chat 全体に展開されるのは、単なるモデル更新以上の意味があります。「複雑な分析や多段階の作業を Copilot に任せる」という使い方が、いよいよ日常業務のレベルで現実的になってきましたね。(ChatGPT Images 2.0 の Copilot Chat 対応も近日予定とのことなので、続報に期待です)
💡 活用アイデア: PowerPoint でプレゼン資料を作成しながら、ChatGPT Images 2.0 で概念図や表紙デザインを生成できます。Copilot Chat での画像生成は近日対応予定なので、まずは PowerPoint での活用から試してみてください。
⚡ 注目: GPT-5.5 Instant の導入(新規)
Microsoft 365 Copilot に GPT-5.5 Instant が2026年5月7日より利用可能になった。日常業務の回答精度・簡潔さが向上し、画像分析や STEM 関連タスクでのパフォーマンスも改善された。Copilot Chat のモデルセレクターでは「GPT-5.5 Quick response」として表示される。
- リリース状態: GA(段階ロールアウト)
- リリース日: 2026-05-07
- 対象プラン: Microsoft 365 Copilot ライセンス保有者(優先アクセス)、Copilot Chat ユーザー(標準アクセス)
- 主な仕様: Copilot Chat のモデルセレクターでの表示名は 「GPT-5.5 Quick response」。Copilot Studio(Early release cycle)では「GPT-5.5 Chat」として提供。日常業務における回答精度・簡潔さ・画像分析・STEM領域のパフォーマンスを改善
- 参考: GPT-5.5 Instant in Microsoft 365 Copilot
GPT-5.5 Thinking(複雑な推論・分析向け)と GPT-5.5 Instant(日常業務の精度・簡潔さ向上)の両モデルが揃ったことで、「用途に合わせてモデルを選ぶ」という設計が Microsoft 365 の中で完結するようになってきました。UIでは「GPT-5.5 Quick response」という名称で表示されますので、実際に探すときはこちらの名前で確認してみてください。(「Instant」という名前で探すと見つからないので、最初は少し戸惑うかもしれません)
💡 活用アイデア: メール返信の下書き・Teams のメッセージ要約・データの簡単な確認など、毎日繰り返す定型的な質問には GPT-5.5 Quick response を。重要な提案書の構成や複雑な分析には GPT-5.5 Thinking を使うという使い分けが効果的です。
⚡ 注目: Copilot Cowork への新機能追加(更新)
2026年3月に Frontier プログラムで提供開始した Copilot Cowork が、2026年5月5日のアップデートで iOS/Android 対応・スキル機能・プラグインエコシステムを追加した。マルチステップの長時間タスクをモバイルを含む複数デバイスで実行できるようになった。
- リリース状態: Frontier プログラム(段階展開中)
- リリース日: 2026-05-05(機能追加)、初期提供は2026年3月30日
- 対象プラン: Microsoft 365 Copilot(Frontier プログラム参加テナント)
- 主な追加機能: iOS/Android アプリ対応、スキル機能(繰り返しタスクの手順を再利用可能な形で保存)、プラグインエコシステム(HubSpot・LSEG・Moody’s・Notion などと連携)
- 参考: Copilot Cowork: From conversation to action across skills, integrations, and devices
3月の初回リリースから2ヶ月でモバイル対応まで到達したのは、Microsoft がこの機能に相当本気であることの表れだと思います。スキル機能の追加が個人的に注目ポイントで、「毎月の予算レビューはこの手順でやって」と一度定義しておけば、次回からワンコマンドで同じ流れを再現できるようになります。(「繰り返しの業務を覚えてもらう」という感覚に近いですよね)
自分の環境にも来てたけどまだ検証できてないので今度検証しようと思います!
💡 活用アイデア: 社外出張中にスマートフォンから「この議事録を元に報告書を作成して SharePoint に保存して」と指示するだけで、Cowork が複数アプリをまたいで処理を進めてくれます。Frontier プログラムに参加しているテナントはぜひ試してみてください。
⚡ 注目: Agent Builder に宣言型エージェントテンプレート7種類が追加(新規)
Microsoft 365 Copilot の Agent Builder に、職場の一般的なシナリオに対応した宣言型エージェントのテンプレート7種類が2026年5月11日より追加された。テンプレートを起点にすることでゼロからの構築コストを大幅に削減できる。
- リリース状態: GA
- リリース日: 2026-05-11
- 対象プラン: Microsoft 365 Copilot ライセンス保有者(Agent Builder 利用可能環境)
- 追加テンプレート一覧:
- Executive Briefing Agent(エグゼクティブ向け情報要約)
- My Company Policy(社内ポリシー照会)
- Personal News Digest(個人向けニュースまとめ)
- Plan My Day(1日のスケジュール計画)
- Project Delta Digest(プロジェクト差分サマリー)
- SME Finder(社内エキスパート検索)
- Status Update Agent(進捗レポート生成)
- 参考: Microsoft 365 Copilot機能拡張の新機能
「エージェントを作りたいけど何から始めればいいかわからない」という方にとって、これはかなり背中を押してくれるアップデートです!特に SME Finder(誰がその分野に詳しいかを探す)と My Company Policy(社内規程を参照して答える)は、多くの企業が最初に試したいユースケースそのものですよね。(テンプレートがあるのとないのでは、現場への普及速度が全然違うと思います)
なお、テンプレートは Agent Builder 内で「Start with a template」から選択でき、ナレッジソースの追加やインストラクションのカスタマイズも自然言語で行えます。日本語環境での動作は利用前に必ず確認することをおすすめします。
💡 活用アイデア: My Company Policy テンプレートに社内規程集の SharePoint URL をナレッジとして追加するだけで、「有給は何日前に申請する?」「経費精算の上限は?」に即答できる社内 FAQ エージェントが完成します。情シスや総務部門の問い合わせ対応コスト削減に直結しますよ。
今週の所感
今週のアップデートは「モデル選択の時代」と「エージェント開発の民主化」という2つの流れが同時に進んだ週として記憶に残りそうです。
GPT-5.5 Thinking と GPT-5.5 Instant(Quick response)の両モデルが揃ったことで、「複雑な推論か、日常業務の精度向上か」という使い分けが Microsoft 365 Copilot の中で完結するようになりました。ただし ChatGPT Images 2.0 の Copilot Chat 対応はまだ来ていない段階なので、画像生成まわりの活用は PowerPoint から試し始めるのが現実的です。
そして Agent Builder テンプレート7種類の追加は、Power Platform・M365 を業務で使っている方への直接的なプレゼントです。「エージェントは概念としては分かるけど、何を作ればいいかイメージが湧かない」という声を現場でよく聞きます。SME Finder や My Company Policy のようなテンプレートがあると、「うちでもこれ使えそう」というイメージが一気に具体化しますよね。情シスや DX 推進担当の方は、ぜひ今週中に Agent Builder を開いてテンプレートを眺めてみてください。そこから始めるのが今一番コスパの良いエージェント活用の第一歩だと思います。


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