みなさん、こんにちは!業務ハックLabの「よう」です。今週はGeminiの動きが大きかった一週間でした。
📅 2026年7月4日時点の情報です。
本記事はアップデート情報をAIを活用して収集・整理しています
📌 今週の要点(TL;DR)
- Computer UseツールがGemini 3.5 Flashに統合、Public Preview開始。ブラウザ/モバイル/デスクトップを横断操作可能に。
- Veo 3 GAモデル(veo-3.0系)が非推奨化、6月30日シャットダウン予定。Veo 3.1への移行が必須に。
- Imagen 4モデルが非推奨化、8月17日シャットダウン予定。Nano Banana 2への移行が推奨。
- 学習用ノートブック「Study notebooks」提供開始。SAT対策やNotebookLM連携に対応。
- Agent RegistryでA2A/MCPサーバーのガバナンス機能がGA。egressポリシーで許可・拒否を一元管理。
⚡ 注目: Computer Useツールが Gemini 3.5 Flash にネイティブ統合(Public Preview)
Computer Use(画面操作エージェント機能)がGemini 3.5 Flashの組み込みツールとして統合され、2026年6月24日にPublic Previewとして提供開始されました。これまでGemini 2.5世代では専用のComputer Useモデルが必要でしたが、メインのFlashモデルにネイティブ統合された点が大きな変化です。
- リリース状態: Public Preview
- リリース日: 2026-06-24
- 対象プラン: Gemini API、Gemini Enterprise Agent Platform
- 主な仕様: ブラウザ/モバイル/デスクトップ環境をまたいで、画面を見て、推論し、操作するエージェントを構築可能。Function callingやSearch/Mapsグラウンディングと同じGemini 3.5 Flash上でComputer Useも扱えるようになり、長時間にわたる業務自動化や継続的なソフトウェアテストなどの用途が想定されています。
安全面では、プロンプトインジェクション対策としてComputer Use向けの敵対的訓練を実施。さらに企業向けのオプション安全機能として、機微または不可逆な操作に対する明示的なユーザー確認、間接的なプロンプトインジェクション検知時の自動停止が用意されています。 - 参考: Introducing computer use in Gemini 3.5 Flash
これまでは専用のGemini 2.5 Computer Useモデルを別に呼び出す「二刀流」構成が必要でした。(個人的には、ここがエージェント開発の地味なハードルだったと思っています)Function callingやSearchグラウンディングと同じFlashモデル1つで画面操作まで任せられるのは、実装のシンプルさという意味で大きな前進です。
💡 活用アイデア: ブラウザの定型操作やソフトウェアテストの自動化を検討している方には、まず触ってみる価値があるアップデートです。Power Automateのデスクトップフローと役割分担を考えるうえでも参考になりそうです。
Veo 3 GAモデルが非推奨化、6月30日にシャットダウン予定(新規)
Veo 3のGAモデル(veo-3.0-generate-001、veo-3.0-fast-generate-001)が非推奨となり、2026年6月30日にシャットダウンされました。Veo 3.1のプレビューモデル、またはGemini Enterprise Agent Platform経由のVeo 3.1 GAモデルへの移行が必要です。
- リリース状態: 非推奨(Deprecated)→シャットダウン
- シャットダウン日: 2026-06-30
- 対象プラン: Gemini API 有料プラン
- 主な移行先: veo-3.1-generate-preview / veo-3.1-fast-generate-preview / veo-3.1-lite-generate-preview、またはGemini Enterprise Agent Platform経由で利用可能な一般提供版モデル
- 参考: Gemini Developer API の料金
シャットダウン日がページ最終更新日と同じ2026年6月30日になっており、かなりタイトに見えるスケジュールです。(移行先がGemini APIではプレビュー版、GA版はGemini Enterprise Agent Platform経由というのも分かりにくいポイントだと思います)Veo 3系を本番運用に組み込んでいる場合は、至急エンドポイントとモデルIDの確認をおすすめします。
💡 活用アイデア: 動画生成を使った業務(プロモーション素材の自動生成など)がある場合、まずは移行が必要なモデルIDを洗い出し、Veo 3.1 Previewでの出力品質・料金・解像度条件を検証するところから始めましょう。
Imagen 4モデルが非推奨化、8月17日にシャットダウン予定(新規)
magen 4系モデル(imagen-4.0-generate-001、imagen-4.0-ultra-generate-001、imagen-4.0-fast-generate-001)が非推奨となり、最短で2026年8月17日にシャットダウン予定です。移行先として、gemini-3.1-flash-image が公式に推奨されています。
- リリース状態: 非推奨(Deprecated)→シャットダウン
- シャットダウン日: 2026-08-17
- 対象プラン: Gemini API
- 主な仕様: 推奨移行先は gemini-3.1-flash-image
- 参考: Gemini の非推奨
Veo 3と比べると移行までまだ余裕がありますが、画像生成はモデルごとに描写の癖があるので、早めに切り替えて出力を見ておくと安心です。特にUltra/Fastを使い分けていた場合は、単純なモデルID差し替えだけでなく、画質・速度・コスト感の再確認もしておきたいところです。
💡 活用アイデア: 資料用の挿絵やバナー画像を自動生成している方は、夏休み前にモデル切り替えのテストを済ませておくとよさそうです。
学習用ノートブック「Study notebooks」が提供開始
Geminiアプリに、学生向けの対話型学習スペース「Study notebooks」が2026年6月25日に提供開始されました。教材や学習目標をもとに診断クイズを生成し、ユーザーごとの強み・弱みに応じた短い個別レッスンと進捗ダッシュボードを提供します。SAT対策にも対応しており、The Princeton Reviewの信頼できる問題に基づいた学習が可能です。
- リリース状態: 順次提供開始(Gemini app向け)
- リリース日: 2026-06-25
- 対象プラン: Gemini app(個人アカウント向けにグローバル展開中。学校発行アカウントには数週間以内に提供予定)
- 主な仕様: 教材やシラバス、ノートなどをアップロードすると、Geminiが診断クイズを作成し、強み・弱みを判定。学習目標を100以上の具体的な学習項目に分解し、「Strengths」「Focus areas」「Not started」として進捗を可視化します。SAT対策に対応しており、今後JEE・NEET・ENEM・ACT・GREなどにも拡大予定です。
- 参考: 5 ways to learn with study notebooks in the Gemini app
教材をアップロードすると、診断クイズで強み・弱みを判定し、そこから個別レッスンが組まれる流れです。(NotebookLMと連携して、アップロード済みの教材からフラッシュカードやVideo Overviewsまで作れるのは地味に便利だと思います)
💡 活用アイデア: 社内の資格試験対策やオンボーディング教材の個人向けカスタマイズにも応用できそうな仕組みです。特に「最初に理解度を診断して、弱点に応じて教材を出し分ける」流れは、業務トレーニングにも相性がよさそうです。
⚡ 注目: Agent RegistryでA2A/MCPサーバーのガバナンス機能がGA
Gemini Enterprise内からAgent Registryへアクセスできるようになり、A2AエージェントやカスタムMCPサーバーをカタログから選んでGemini Enterpriseアプリに追加できる機能が、2026年6月25日にGAとなりました。さらに、Agent Gatewayで管理されるegressポリシーを通じて、これらのエージェントやMCPサーバーへの通信に対する許可・拒否を一元管理できます。
- リリース状態: GA
- リリース日: 2026-06-25
- 対象プラン: Gemini Enterprise
- 主な仕様: Agent RegistryからA2Aエージェント / カスタムMCPサーバーを選択してアプリに追加可能。Agent Gatewayのegressポリシーにより、対象エージェントやMCPサーバーへのトラフィックをallow/denyで制御可能。
- 参考: Gemini Enterprise release notes
社内で複数のMCPサーバーやエージェントが増えると、どれが何にアクセスできるのか見えにくくなりがちです。(このガバナンス機能は、エージェントやMCPサーバーを“使えるようにする”だけでなく、“どこまで通信させるかを統制する”ための仕組みとして重要だと思います)
💡 活用アイデア: 社内で複数チームがMCPサーバーやA2Aエージェントを立てている場合、まずはAgent Registryで登録対象を整理し、Agent Gatewayでのアクセス制御ルールを早めに整備しておくと安心です。
今週の所感
今週は新機能と非推奨化の通知が半々というバランスの週でした。Computer UseのGemini 3.5 Flash統合やAgent Registryのガバナンス機能のように、エージェント運用を支える基盤が着実に固まってきている一方で、Veo 3・Imagen 4という2つのモデル系統が立て続けに移行期限を迎えています。特にVeo 3はシャットダウンまでの猶予が短いので、該当のAPIを使っている方は今週中に対応状況を確認しておくのが安全です。
それでは皆さん、良い業務ハックライフを~

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