【週次まとめ】Claudeアップデート(2026年7月22日〜7月29日)

Claude
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みなさん、こんにちは!業務ハックLabの「よう」です。今週は夏本番の蒸し暑さですね。

📅 2026年7月29日時点の情報です。
本記事はアップデート情報をAIを活用して収集・整理しています

📌 今週の要点(TL;DR)

  • Claude API/Platform: Claude Opus 5がリリース。1Mトークンのコンテキストウィンドウをデフォルトで搭載し、価格はOpus 4.8据え置きの$5/$25 per MTok。
  • Claude API/Platform: Claude Opus 4.7のfast modeが削除。継続利用にはOpus 5かOpus 4.8への移行が必要に。
  • Claude Apps: 音声モードがOpus/Sonnetモデルとコネクタ連携に対応。Haiku限定だった従来仕様から大幅拡張。
  • Claude Apps: Claude Code v2.1.219でClaude Opus 5がデフォルトモデルに。サンドボックス制御機能も強化。

⚡ 注目: Claude Opus 5 リリース(新規)

Claude Opus 5(claude-opus-5)がリリースされました。1Mトークンのコンテキストウィンドウをデフォルト・最大値の両方でサポートし、価格はOpus 4.8と同じ$5/$25 per MTokに据え置かれています。

  • 提供状況: 一般提供(Claude APIでは全顧客が利用可能)
  • リリース日: 2026-07-24
  • 対象プラットフォーム: Claude API / Amazon Bedrock / Google Cloud / Microsoft Foundry
  • 主な数値仕様: コンテキストウィンドウ1M tokens(デフォルト=最大)、最大出力128k tokens、最小キャッシュ対象プロンプト長512トークン(Opus 4.8の1,024トークンから短縮)、Fast modeは$10/$50 per MTok(Claude APIのみ、research preview)
  • 参考: What’s new in Claude Opus 5

新モデルなのに価格据え置きなのは地味に太っ腹だと思います(Opus系はコスト面で導入を渋られがちなので、ありがたいですよね)。
ただし、Opus 5ではthinkingがデフォルトで有効になり、xhigh・maxのeffortではthinkingを無効化できなくなりました。
これはOpus 4.8からの破壊的変更なので、既存実装でthinking: {"type": "disabled"}を使っている場合は移行時に確認が必要です。
また、max_tokensはthinkingと回答テキストを合わせた総出力の上限となるため、設定値もあわせて見直したほうがよさそうです。

💡 活用アイデア: 長文ドキュメントの一括処理や大規模コードベースの解析タスクに、1Mコンテキストの威力を試してみる価値があります。
Power AutomateからClaude APIを呼び出している場合も、モデルIDを切り替えて試せます。
ただし、thinkingのデフォルト有効化などの挙動変更があるため、max_tokenseffort、トークン消費量、出力形式への影響を確認したうえで既存フローに適用するのがよさそうです。


⚡ 注目: Claude Opus 4.7の高速モード(fast mode)を削除(更新)

Claude Opus 4.7のfast mode(speed: “fast”)が7月24日付で削除され、該当リクエストはエラーを返すようになりました。
Opus 4.7自体は標準速度で引き続き利用できますが、fast modeの継続利用にはOpus 5かOpus 4.8への移行が必要です。

前回(Opus 4.6の高速モード終了時)は標準速度に自動フォールバックしましたが、今回のOpus 4.7ではフォールバックせず、そのままエラーになります(本番環境で気づかず落ちるパターンかもしれません…)。
6月25日の予告通りのスケジュールですが、削除後は即エラーになる点は要チェックです。

💡 活用アイデア: Opus 4.7でfast modeを使っている実装があれば、このタイミングでOpus 5またはOpus 4.8への移行を検討するのがおすすめです。特にOpus 5へ移行する場合は、モデルIDの変更に加えて、thinkingがデフォルトで有効になる点やmax_tokens、effortの設定もあわせて確認しておくと安心です。


Mid-conversationでのツール変更がベータで利用可能に(新規)

会話のターン間でツールを追加・削除できる「mid-conversation tool changes」がベータで利用可能になりました。Claude Fable 5・Mythos 5・Opus 4.8・Opus 5で対応しています。

  • リリース状態: ベータ
  • リリース日: 2026-07-24
  • 対象プラットフォーム: Claude API / Amazon Bedrock / Google Cloud(該当モデル利用時)
  • 主な仕様: ベータヘッダー mid-conversation-tool-changes-2026-07-01
  • 参考: Mid-conversation system messages and tool changes

tool_additiontool_removalブロックを使い、利用する可能性のあるツール一式を最初にtools配列で宣言しておくことで、配列自体を変更せずプロンプトキャッシュを維持できる設計です。後から有効化したいツールにはdefer_loading: trueを指定しておきます。なお、tools配列に宣言されていないツールを参照すると400エラーになります。

💡 活用アイデア: 長時間稼働するエージェントで「途中からツールセットを絞りたい/広げたい」というシーンに使えそうです。使わなくなったツールを途中で外したり、処理フェーズに応じて必要なツールだけを解放したりすることで、ツール選択の精度向上や誤呼び出しの抑制にも役立ちそうです。


fallbacksパラメータに”default”モードを追加(更新)

fallbacksパラメータに、拒否カテゴリ別にAnthropic推奨のフォールバックモデルを自動適用する"default"モードが追加されました。

  • リリース状態: ベータ
  • リリース日: 2026-07-24
  • 対象プラットフォーム: Claude API(Message Batches APIは対象外)
  • 主な仕様: ベータヘッダー server-side-fallback-2026-07-01
  • 参考: Migration guide

例えば、Opus 5でcyberカテゴリの拒否が発生した場合、自動的にOpus 4.8へフォールバックするといった具合です。自前でフォールバック先のモデル一覧を管理する代わりに、拒否カテゴリに応じたAnthropic推奨モデルが選択されます。なお、Amazon Bedrock、Google Cloud、Microsoft Foundryでは利用できません。

💡 活用アイデア: 安全分類器による拒否(refusal)対応を自前でハンドリングしていた場合、この”default”モードで実装をシンプルにできます。ただし、フォールバック先ではモデルの挙動や出力品質が変わる可能性があるため、stop_reasonや採用モデルをログに残しておくと運用しやすそうです。


Managed Agentsのモデル設定にeffortレベル指定が可能に(新規)

Claude Managed Agentsのエージェント作成・更新時に、モデル設定内でeffortレベルを指定できるようになりました。

  • リリース状態: Public Beta(Managed Agents自体がベータ)
  • リリース日: 2026-07-22
  • 対象プラットフォーム: Claude Managed Agents(ベータヘッダーmanaged-agents-2026-04-01)
  • 主な仕様: effortにlow / medium / high / xhigh / maxを指定可能
  • 参考: Define your agent

モデル設定をオブジェクト形式にして、例えば{“id”: “claude-opus-5”, “effort”: “high”}のように指定します。セッション単位の一時的なモデルオーバーライドではeffort指定が反映されないため、エージェント本体側での設定が必要です。なお、同じモデルIDのままエージェントを更新する場合、effortを省略すると既存の設定が維持されます。

💡 活用アイデア: タスク難易度に応じてeffortを固定したいエージェント運用に向いています。定型処理はlowやmedium、複雑な調査・コーディング用エージェントはhigh以上にするなど、エージェントごとに品質・コスト・処理時間のバランスを調整できそうです。


Managed Agents向けWebhookが環境・メモリストアのライフサイクルイベントに対応(更新)

Managed AgentsのWebhookが、environment系4種・memory_store系3種のライフサイクルイベントに対応し、ポーリングなしで状態変化を検知できるようになりました。

  • リリース状態: Public Beta
  • リリース日: 2026-07-22
  • 対象プラットフォーム: Claude Managed Agents
  • 参考: Subscribe to webhooks

Webhookイベントはイベント種別と対象リソースのIDを中心とした軽量なペイロードを返し、リソースの完全な情報は含みません。最新の詳細情報を確認するには、受け取ったIDを使って別途GETリクエストを行う必要があります。リトライ時の古い情報の配信を避け、Webhookのペイロードを小さく保つための設計です。

💡 活用アイデア: サンドボックス環境やメモリストアの状態変化をトリガーに、外部システムと連携した通知フローを組みたい場合に便利です。Webhookは重複配信や順不同があり得るため、イベントIDによる重複排除と、GETで取得した最新状態を基準に処理する設計にしておくと安心です。

⚡ 注目: Claude音声モードがOpus/Sonnetモデルとコネクタ連携に対応(更新)

Claudeの音声モードが、従来のHaikuモデル限定からOpus・Sonnetモデルにも対応しました。会話中のモデル切替が可能になり、接続済みツールも音声会話中に利用できるようになっています。

  • リリース状態: Public Beta
  • リリース日: 2026-07-23
  • 対象プラン: Free / Pro / Max / Team / Enterprise(モバイル・デスクトップ・Web)。無料プランはHaiku・接続ツール1件までに制限
  • 主な仕様: 英語・フランス語・ドイツ語・ヒンディー語・インドネシア語・イタリア語・日本語・韓国語・ポルトガル語(ブラジル)・スペイン語(ラテンアメリカ/スペイン)に対応。スペイン語の2ロケールを分けると計11言語設定
  • 参考: Use voice mode

これまで音声モードは応答速度優先でHaiku固定だったので、複雑な相談には正直あまり向いていませんでした(音声で込み入った話をして微妙にかみ合わなかった経験、僕にもあります…)。今回、Gmail・Googleカレンダー・Slack・Canva・Notionなどの接続済みツールにも音声会話中からアクセスできるようになり、「話しかけるだけで予定確認・メール要約」が現実的になりました。ただし、Claude Fableは引き続き音声モード非対応です。

💡 活用アイデア: 移動中に音声でメール確認や予定調整を済ませたいビジネスパーソンには特に刺さる機能です。M365環境でもMicrosoft 365コネクタを併用すれば、Outlookのメール要約や予定確認を音声中心で進められそうです。予定の作成・変更まで行う場合は、Microsoft 365コネクタの書き込みツールと必要な権限を有効にしておく必要があります。


⚡ 注目: Claude CodeがClaude Opus 5をデフォルトモデルに設定(更新)

Claude Code v2.1.219で、Claude Opus 5がデフォルトのOpusモデルに切り替わりました。同時に、サンドボックスのネットワーク制御をはじめとするセキュリティ・運用関連の機能も追加されています。

  • リリース状態: GA
  • リリース日: 2026-07-24(v2.1.219)
  • 対象: Claude Code(利用可能なモデルやFast modeは契約プラン・利用形態に依存)
  • 主な数値仕様: 1Mコンテキスト、Fast modeは$10/$50 per MTok
  • 参考: Claude Code changelog

今回のリリースは「モデル刷新」と「サンドボックス制御強化」という2軸があります。特にsandbox.network.strictAllowlist設定は、有効化するとサンドボックス化されたコマンドによる許可リスト外ホストへの通信を、確認ダイアログなしで拒否するもので、情シス・セキュリティ担当者が気にするポイントだと思います。あわせてDirectoryAddedフックも追加され、/add-dirやSDKのregister_repo_rootでセッション途中に作業ディレクトリが追加された際に、独自処理を実行できるようになりました。
また、Fast modeの対象からOpus 4.7が外れ、/fastはOpus 5とOpus 4.8に適用されるようになっています。Claude API SkillもOpus 5がデフォルトとなり、Opus 4.8からの移行パスが追加されました。

💡 活用アイデア: 企業導入でClaude Codeのサンドボックスからの通信先を絞りたい場合は、sandbox.network.strictAllowlistの設定を一度確認してみることをおすすめします。特にCIや共有開発環境など、通信のたびに人が確認ダイアログへ応答できない環境で活用しやすそうです。


Claude Codeの/code-reviewがバックグラウンドサブエージェントとして実行されるように変更(更新)

/code-reviewコマンドがバックグラウンドのサブエージェントとして動作するようになり、レビュー処理が会話コンテキストを埋めなくなりました。

  • リリース状態: GA
  • リリース日: 2026-07-22(v2.1.218)
  • 対象: Claude Code
  • 参考: Claude Code changelog

続けて入力されたスラッシュコマンドは、そのレビューの対象として維持される仕様です。レビューをバックグラウンドで進めながら、メインの会話では別の作業を継続しやすくなりました。

💡 活用アイデア: レビュー中もメインの会話で別の作業を並行できるので、日常的にコードレビューを回している開発チームには地味に嬉しい改善です。特に大規模な変更や時間のかかるレビューで、会話コンテキストをレビューの途中経過に消費しにくくなる点がメリットになりそうです。

今週の所感

今週はClaude Opus 5のリリースが最大のトピックでした。「Opus 4.7のfast mode削除」と「Claude CodeでのOpus 5デフォルト化」がセットで来ているので、Opus系モデルを本番運用している方は、移行スケジュールや設定内容を確認しておくのがよさそうです。音声モードのアップデートも、テキストチャット中心だった業務フローに新しい選択肢を加えるものだと感じています。Managed Agents周りの地味ながら実用的な機能拡張も、エージェント運用を本格化させたい企業には見逃せません。

それでは皆さん、良い業務ハックライフを~

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